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2004年度新入社員の意識調査

例年に比べて長いゴールデンウィークも終わり、仕事の調子も徐々に戻り始めた頃でしょうか。新入社員の人たちにとっては、会社にも慣れ始めて一番モチベーションが高い時期だと思います。そんな新入社員を対象とした各種の調査結果がいくつか出ているのでまとめて紹介してみようと思います。

(A) 産業能率大学「2004年度新入社員の理想の上司」 2004年5月18日

1, 星野仙一(52票) 1, 黒木瞳(58票)
2, 所ジョージ(35票) 2, 久本雅美(35票)
3, 北野武(30票) 3, 松嶋菜々子(20票)
4, 長嶋茂雄(24票) 4, 山口智子(18票)
5, 明石家さんま(17票) 5, 安藤優子・和田アキ子(13票)

3月末から4月中旬にかけて産能大が行った調査によると、「理想の上司」の男性部門の1位は前阪神タイガース監督の星野仙一さん、女性部門は黒木瞳さんでした。ここで紹介した上位5位までには入っていませんが、山本昌邦サッカー五輪代表監督や惜しくも落選した高橋尚子さんが初のランクインするなどオリンピックイヤー色が強かったそうです。女性部門1位の黒木瞳さんは3連覇で、女性上司としては完璧なイメージを確立しているようです。

(B) 明治安田生命新社会人アンケート調査 2004年3月26日

1, 星野仙一(19.8%) 1, 黒木瞳(17.3%)
2, 所ジョージ(13.1%) 2, 山口智子(15.3%)
3, 明石家さんま(11.9%) 3, 久本雅美・安藤優子(14.9%)

こちらは新社会人になる前に明治安田生命が行ったアンケートで、社会に出ての期待や不安、仕事観などを質問しています。めざす社会人像のトップに松井秀喜選手と並んで長谷川滋利投手が入っているあたり、理想ばかりでなく足下を見て着実、かつクレバーにやっていこうという気概がうかがえます。“理想の上司”の男性部門ではこちらも星野仙一さんがトップです。ちなみにこの星野さんは2002年の調査ではなんと最下位だったようです[サンスポの記事参照]。「厳しい」と「指導力がある」は紙一重のようです。

(C) 社会経済生産性本部 「2004年度新入社員意識調査」 2004年4月26日

こちらの調査の結論は新入社員の意識の悪化傾向を指摘しています。「上司から会社のためにはなるが、自分の良心に反する手段で仕事を進めるよう指示された」時に、「指示の通り行動する(43.4%)」が「できる限り避ける(40.8%)」を交わして1位になり、1990年の調査以来初めて40%台に乗ったそうです。他にも年功型の給与体系を望む割合も増えています。リストラの恐怖に怯えるあまり、悪い意味で保守的になっているのかもしれませんね。

(D) AERA 2004.4.26「期待できる?今時の新入社員」

1, わからない・どちらともいえない 55%
2, 最近新入社員がいない 16.5%
3, できる 15.8%
4, できない 12.7%

こちらは会社の先輩方から見た意見です。“今時”なので今年の新入社員に限った話ではありません。半分以上が「わからない」という結果だったのは、企業の新入社員採用数が減り、なかなか新入社員と接する機会がないのが原因ではないかと分析されています。全体的に見ると新入社員の特徴は、意識や技能レベルが高い反面、ねばり強さなどに欠けるとのことです。個人的には、ここで挙げられている“典型的な新入社員型”と昔ながらの“馬力型”のような人とに二極化している印象があります。

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