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仔犬のワルツ
このクールのドラマで唯一私が全回見ていたのが日テレ土9の「仔犬のワルツ」です。内容云々ではなく私が基本的になちヲタなので見ていたというのもありますが。この作品は、主演が安倍なつみさんで、設定が盲目のピアニスト、題名が「仔犬のワルツ」ということでハートフルな感じのドラマだと勘違いされていた方も多かったようですが、実態はそれとはかけ離れていて、昼ドラでも最近見ないようなありえない舞台設定と収拾のつかなくなった脚本などなど、違う意味で楽しませてくれた作品でした。まぁ、間違いなく世間的には駄作だとは思いますが。
内容的には、水無月家の次期学長を決める相続レースの中で、(1)主人公・桜木葉音とライバル達との戦いと友情、(2)その陰で次々に起こる殺人事件、(3)18年前に起きた天才ピアニスト水無月鍵二の事故死の謎、(4)葉音と西島秀俊演じる水無月芯也との恋の行方、から構成されているわけですが、どの点をとってもあらかじめ結論を用意していなかったか、途中で帰結点の変更が入ったかのような印象を受ける作品でした。視聴者の中にもラスト2回あたりは、「ちゃんと納得できるまとめ方をするんだろうな」的な見方をしている人も多かったようです。私的には、十分に収拾できたとは思いませんが・・・。ちなみに脚本は新人さんで、最終回のみ企画を行っていた野島伸司さんが脚本を担当されています。
| 1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 | 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 | 11話 |
| 9.5 | 11.6 | 8.3 | 8.7 | 8.9 | 9.4 | 8.5 | 6.6 | 7.3 | 5.7 | 8.0 |
上記の視聴率を見ていますと、初回からフジテレビに「少林サッカー」をぶつけられて出鼻をくじかれ、十分に挽回できずに低空飛行を続けた形になりました。1話完結型でなく、途中が抜けると話が分からなくなったり、面白さが半減したりする側面があるので、それも視聴率が回復しなかった一つの要因でしょう。また、ドラマ中盤での番宣の薄さや特集番組が深夜だったりと局側のバックアップも低かったかもしれません。少なくとも「日本テレビ開局50周年企画」としてはお粗末な内容に終わったのは確かなようです。この番組に限らず、最近の日テレ土9枠の視聴率は低調に推移していて、次のクールの松浦亜弥主演「愛情イッポン!」がどのような受け止められ方をするかも興味あるところですね。
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