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2004年7月に読んだ本

月末なので今月読んだ本の紹介です。今月は週末になると出張して一日中作業を行い、月末には社内の認定試験の準備と受験に追われていて、何がなんだかよく分からない状態でしたが、こうやって読んだ本をまとめて見ると、「あぁ、そういえばこんなシチュエーションの中でこの本を読んだんだな」と思い起こすことが出来ます。

今月読んだ本は全部で8冊で、その中で一番印象に残ったのが『ドナービジネス』です。この本では臓器売買や生体間移植、クローン技術など“ドナービジネス”に関する全8話のストーリーを収録しているのですが、“ドナービジネス”の犠牲になった人を取り上げて、センセーショナルに描き出すだけではなく、臓器を移植してもらって幸せになった人のエピソードを入れたり、業者の言い分を取り上げたりするなど非常にバランスのとれた紹介の仕方をしています。誘拐した子供や巨額の負債を負った人から臓器を抜き取るビジネスのやり方は確かに恐るべきものですが、現実を見ないで事態を悪化させている臓器移植に関する制度や仕組みなどにも考えさせるものがあり、非常に優れた作品だと思います。是非とも目を通して見てください。

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