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2004年9月に読んだ本
2004年09月30日
今月読んだ本の紹介です。合計12冊ですね。通勤時間が伸びた分だけ読んだ本の数も増えたというところでしょうか。本ばっかり読んでる場合じゃないのかもしれないですが。
- 吉田修一 『パレード』 幻冬舎 2004年
- 川島誠 『800』 角川書店 2002年
- 高橋信夫 『できる社員は「やり過ごす」』 日本経済新聞社 2002年
- 大崎善生 『パイロットフィッシュ』 角川書店 2004年
- 三枝匡 『戦略プロフェッショナル』 日本経済新聞社 2002年
- 村上春樹 『アンダーダーク』 講談社 2004年
- モブノリオ 『介護入門』 文藝春秋 2004年
- 宮城谷昌光他 『異色中国短編傑作大全』 講談社 2001年
- 三枝匡 『経営パワーの危機』 日本経済新聞社 2003年
- 石田衣良 『うつくしい子ども』 文藝春秋 2001年
- 吉田修一 『熱帯魚』 文藝春秋 2003年
- 宮部みゆき 『人質カノン』 文藝春秋 2001年
今月は感想をパラパラといくつか書いてみようと思います。『できる社員は「やり過ごす」』は上司と部下の関係を扱ったビジネス書です。よく「~するべきだ」という言い方で、“やった方がいいこと”をまるで“やらなくてはいけないこと”のように言う人がいますが(幸運なことに私の上司ではないですが)、時間には限界がある以上、他人からの指示を真に受けるのではなく、優先順位を付けるというのは重要なことですよね。
『800』と『うつくしい子ども』、『人質カノン』は少年を扱った小説です。このぐらいの年代を扱った小説はたいてい、スポーツが得意で少々やんちゃな少年が引き起こす事件にまつわる物語か、勉強は出来るけどいじみをうけている少年が誰かとの出会いを通して成長していくストーリーの2つの路線に分かれます。『800』は前者に分かれる小説で、『69 Sixty Nine』のように映画化にはぴったりだと思います。
どちらかと言うと、後者の範疇に入る『うつくしい子ども』は、弟が少女を殺害したことにより世界が一変する少年の話です。法に変わって人を裁く権利があるかのように振る舞うマスコミに対する著者の強烈な批判が込められた作品です。少年犯罪に関しては、たびたび社会的な議論を引き起こしますが、この本を通じて被害者の家族の立場を考えてみるのもいいでしょうね。
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