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竹内慎司『ソニー本社六階』
2005年05月09日
竹内 慎司
アンドリュース・プレス (2005/03)
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タイトルの“ソニー本社六階”とは、著者がかつて所属していた経営企画部の所在する場所で同部の通称にもなっています。経営企画部というのは直接役員などと接する機会も多い一方で、外部の人間と接する機会の少ない閉ざされた世界であり、本書では“六階”の実態や異様な文化を赤裸々に描きながら、迷走するソニーの原因を考察しています。
同じソニー社内であっても、お客様や協業企業と接する機会の多い事業部が正常で、経営陣や“六階”に常識外れの傾向があるのは限られた同質的な人間に囲まれた状態で自浄作用を失っていった結果なのでしょうか。社内の流動性の高さを礼賛するつもりはありませんが、適度に外部の価値観と照らし合わせるというのは、会社という組織が限られた人間としか接する機会がなくなりがちなだけに必要なのかもしれませんね。
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