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2004年度、個人のセキュリティ被害額は合計934億円
NIKKEI NETの「個人のネット悪用被害、昨年934億円に・情報通信白書」で紹介されている2005年版情報通信白書によると、2004年度に個人が受けた情報セキュリティ関連の被害額が合計で934億円に達したそうです。また、約2,000人を対象としたネットアンケートによると、同年度にネット利用で何らかの被害を受けた人は全体の86.5%を占めたそうです。
このアンケート結果の内訳を見ると、被害で最も多かったのが迷惑メールで72.4%、次いでウイルスの発見が43.1%、ウイルス感染が20.3%と並んでいます。むしろ、セキュリティ被害という点で注目すべきなのはそれ以外の回答結果で、個人情報の不正利用・漏洩が11.9%、フィッシング詐欺メールが9.7%と予想以上に多くの人が被害を受けている実態が分かります。
個人情報漏洩に関しては、INTERNET Watchの「2004年の個人情報漏洩事件、被害者合計は約1,044万人~JNSA調査」という記事で、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)による調査結果が紹介されています。それによると2004年の個人情報漏洩事件は366件、合計被害者数は約1,044万人で、2003年の同57件・約155万人を大きく上回ったそうです。
また、JNSAが漏洩した情報の内容や規模から独自算出した想定損害賠償の合計は4,666億9250万円で、情報漏洩事件1件あたりの平均額は13億8897億円と極めて大きな被害になり得ることが想像できます。この調査結果は実際の被害に基づいたものではなく、報道されている事件情報から算出したものですので、これだけでは実態を把握することは出来ません。ただ、フィッシングにせよ個人情報漏洩にせよ万全の備えは不可能であり、その一方でセキュリティ被害がこのように広がっている以上、法律の保護や企業などの取り組みが一段と求められてくるんでしょうね。
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