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ソフィア・コッポラ「ロスト・イン・トランスレーション」
2005年08月29日
第76回アカデミー賞脚本賞。監督ソフィア・コッポラ。主演ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン。CM撮影のために来日した映画俳優と、写真家である夫について来た妻の2人の、異国の環境の中とそれぞれが抱えている問題による憂いを描いた作品です。東京を舞台にした作品で、外国人から見た典型的な「日本」がうまく描写されています。
日本のネガティブな側面がより強調されている演出に関して、レビューなどでは不快感を持たれた方も多いようですが、日本人にとっての「東京」と、特に親日的でもない外国人にとっての「東京」の違いというのは存在すると思いますし、こういう点ばかり目に付くのか、と納得する面もあります。心に余裕のない人間にとっては目の前にどれだけ素晴らしい景色が広がっていても、それに目を向けるのは難しいですし、脚本上この演出は適切だったと思います。
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