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マイケル・ムーア「ボウリング・フォー・コロンバイン」

ボウリング・フォー・コロンバイン
ジェネオン エンタテインメント (2003/08/27)
売り上げランキング: 14,803
おすすめ度の平均: 4.75


マイケル・ムーア監督作品。米国ミシガン州のコロンバイン高校で起こった生徒による銃乱射事件を切り口に、米国における銃と殺人事件の問題を追った作品。事件に関わった人間の話を丁寧に聞き取りながら、なぜ米国だけこれほど銃による犯罪が多いのか、という問いをムーア監督が追求していきます。

事件の後、多くの原因が指摘しながら、目についたものをスケープゴートにしているだけで目の前にある現実に向けない人々。米国と同じく銃が国中に溢れながら、戸締まりもせずに安心して暮らしているカナダとの比較などを通じて、政府やマスコミによる恐怖による操作や貧しい人々へのいたわりの精神が欠けている点など犯罪の土壌となりかねない米国の問題を次々とえぐり出していきます。

マイケル・ムーア監督というとその政治的パフォーマンスばかりがマスコミでは取り上げられ、個人的には色物扱いしていたのですが、この映画で初めて彼の作品を見て見方が変わりました。これだけの政治ドキュメンタリーは記憶にないくらい素晴らしい作品だと思います。

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