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モーガン・スパーロック「スーパーサイズ・ミー」
2005年09月25日
モーガン・スパーロック監督・主演作品。2003年に肥満に悩む2人の女性が、肥満とそれに伴う健康上の被害に関して、ファストフード会社を相手取り訴訟を起こしました。この作品はこの訴訟をきっかけとして作成され、監督自身が30日間マクドナルド社のメニューですべての食事を取り、その間の身体的な変化を観察しています。また、識者のインタビューなどを通じて米国の肥満問題と食品業界との関係性を描き出しています。
この実験の前までは極めて健康的だった監督の健康状態が、担当医の予想以上のペースで悪化していく様子がよく分かりますし、ファストフード会社の情報公開や優れたマーケティング戦略などを目の当たりにすると、消費者の「自己責任」という言葉だけで米国における肥満問題を片付けて良いのか疑問視せざるをえないかもしれません。今回の標的となった格好のマクドナルド社に対しては、作品の公平性の面から言っても少しかわいそうな気もしますが、株価と消費こそ全ての社会の病巣を垣間見た印象もあります。
【追記】 「30日間マクドナルド生活」というページで、日本のマクドナルドで30日間毎食を取った人のレポートを見ることができます。この映画と比べると条件が緩いですが、この人は健康上問題がなかったそうです。
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