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第66回菊花賞について
今週は京都競馬場の芝3,000mで牡馬クラシック三冠の最終戦菊花賞が行われます。今年の注目は、皇帝シンボリルドルフ以来、日本競馬史上2頭目の無敗での三冠制覇に挑戦するディープインパクトでしょう。前哨戦のGII神戸新聞杯も春のライバル達を相手に圧倒的な力の差を見せつけて優勝しており、このレースもほぼ間違いなく優勝すると思われています。
日本競馬史上ではこれまで三冠馬は、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアンの5頭しか達成していません。ちなみに競馬の母国英国では日本の菊花賞に相当する三冠最終戦・セントレジャーの重要性が失墜し、1970年のニジンスキーが15頭目の三冠馬になって以来、三冠馬は誕生しておらず、これからも生まれないだろうと考えられています。
米国では三冠が短期決戦の過酷な体系となっており、合計11頭の三冠馬が生まれています。現在でも三冠レースの重要性は変わりませんが、惜しくも二冠にとどまる馬が続出しており、1978年のアファームド以来三冠馬は生まれていません。こうしてみると、前回の三冠が1994年のナリタブライアンで、シンボリルドルフの三冠も1984年の近年の日本競馬というのは三冠馬が生まれやすい国だと言えるかもしれません。ちなみに各国の歴代三冠情報はWikipediaの「Triple Crown of Thoroughbred Racing」をご覧下さい。
普通に走ればディープインパクトの優勝は間違いないと言えます。後は、急な大雨で不良馬場になったりすれば死角になるかもしれませんね。ジョッキーの武豊騎手はかつて1番人気の馬で菊花賞に挑戦し、スタート直後に落馬したことがあったのでそれだけが不安だ、などという冗談も飛び交っていますが、とりあえずテレビの前でディープインパクトの三冠達成の瞬間を目に焼き付けておこうと思います。
【追記】 レースはディープインパクトが逃げ込みをはかるアドマイヤジャパンをとらえて2馬身の差を付けて優勝し、史上6頭目の三冠馬となりました。初めての好スタートを切り、その勢いでかなり前半前にいきたがりスタミナを消耗したようですが、上がり33.3の鬼脚を使っての優勝ですから文句なしでしょう。これからは古馬を相手に最強の証明をしなくてはいけません。ともかく三冠達成おめでとうございます。
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