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恩田陸『ドミノ』
2005年12月12日
東京駅を舞台としたパニックコメディ小説。俳句仲間に会うために上京した老人や元暴走族のOL、爆弾を所持した過激派の一味にオーディションに参加した少女子役など約30人の登場人物のそれぞれの運命が東京駅で交錯し、とんでもない事件に発展していく痛快なストーリーです。前半はそれぞれの人物像を把握するのに苦労しますが、東京駅に登場人物が集合してくる中盤以降、映画のようなスピード感に一気に引き込まれてしまいます。読み終わった時に面白かったなと素直に思える作品ですね。この作者は『夜のピクニック』という作品でも有名ですが、それとはまったく方向性の違った作品で、単純に面白かったと思える小説でした。
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