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横山秀夫『半落ち』
2006年01月26日
2002年の「このミステリーがすごい!」で1位になった横山秀夫のベストセラーの文庫本版です。嘱託殺人を行い自首した現職警察官の刑事事件に関して、警察官、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官というそのプロセスに関わる人々のそれぞれの視点から描いた構成になっています。殺人事件に関しては認めながら、自首までの「空白の2日間」に口を閉ざす被疑者に対して、登場人物達がそれぞれの立場やプライドのため駆け引きを繰り返します。結末も含めてストーリーはありきたりで、登場人物の掘り下げも浅く、レビューではあまり高い評価はされていないようですが、非常に読みやすさがありますし、陳腐ですが結末にも好感を持てます。ミステリーを読み慣れていない方ほど読んでいて楽しい作品なのかなと思います。
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