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近藤淳也『「へんな会社」のつくり方』
2006年04月01日
CNET Japanで連載されていたはてな近藤淳也社長のブログ「近藤淳也の新ネットコミュニティ論」の内容を編集し、インタビュー記事を追加した作品です。社内会議をポッドキャストで配信したり、不具合情報を比較的詳細に発表し、ユーザーからの要望を「はてなアイデア」として集約し、ユーザーと一緒になりながらサービスを拡充していく経営スタイルや、定期的にオフィスから離れて開発合宿を行ったり、社員の相互評価方式によるボーナス算定など「へんな会社」と言われるはてなが、どのようにして出来上がったのかが語られています。
巻末の梅田望夫さんの評論にもありますが、はてなを貫いている原則には「常識にとらわれないこと」と「(ネットの向こう側の)不特定多数に対する信頼感」があるようです。はてなという会社は外から見ている限り、プロセスがしっかりしているというよりは、とりあえずやってみて問題があるなら軌道修正をするというアプローチを取っている印象があります。従来の考え方では“成熟している企業”とは言えないと思いますが、Web 2.0という言葉で表現される新しいパラダイムに最も適応した日本企業の一つがはてなであることは間違いなく、彼らがこれからどのような発展を見せるかは非常に注目だと思います。
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