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ハインリヒ・シュリーマン『古代への情熱』

古代への情熱―シュリーマン自伝
ハインリヒ シュリーマン H. Schliemann 村田 数之亮
岩波書店 (1976/01)
売り上げランキング: 18,778
おすすめ度の平均: 4.33
4 波乱万丈なシュリーマンの人生
5 英語を勉強する気になったのもこの本のおかげ
4 外国語学習者のバイブルです


トロヤ発掘で有名なハインリヒ・シュリーマンの自伝。トロヤ発掘に至る自叙伝は本人執筆、その後のトロヤとミケーネの発掘から晩年に至る部分は第三者が本人の言葉を引用しながら編集しています。ホメロスのイリアスの物語を信じ、それを生涯追究し続けたシュリーマンのドン・キホーテ型の情熱というのは非常に感心させられます。しばしば本書を読んだ人が話題にするシュリーマンの外国語習得法などを含めても、この方の意志と行動力には凄みがあり、それが歴史と学問の突破口を切り開いたという事実は触発される部分が多く、単なる偉人の自叙伝以上の面白みがありました。

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